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# Multi-Agent Operating Guide
複数 agent を使って作業するときの共通運用ルール。
このスキルの中心はツール依存の操作手順ではなく、次の判断基準にある。
- いつ委譲するか
- どう分割するか
- 何を並列化してよいか
- 主担当がどう統合するか
## Iron Law
`今すぐ主担当が自分でやるべき作業は委譲しない`
- 直後の意思決定に必要な調査や編集は主担当が自分で行う
- サブエージェントには、独立して進められる具体的なタスクだけを渡す
- 委譲は目的ではなく手段である。分割すると遅くなるなら分割しない
## 使う場面
- 実装と調査を並列で進めたい
- フロントエンド / バックエンド / テストを役割分担したい
- 読み取り専用の影響調査を別 agent に切り出したい
- レビューや検証を独立した agent に任せたい
- 大きなタスクを分割して、最後に主担当が統合したい
## 使わない場面
- 単純な 1 ファイル修正
- すぐに主担当が判断すべき設計変更
- 強く結合した変更で、分割すると手戻りが増える場合
- 「とりあえず並列化したい」だけで、独立タスクがない場合
## Step 1: 主担当が先に決める
委譲前に、主担当が以下を自分で確定する。
1. ユーザー要求の要約
2. クリティカルパスの特定
3. 並列化できる独立タスクの抽出
4. 自分が今すぐ着手する作業の決定
ここが曖昧なまま委譲しない。
## Step 2: タスクを分解する
サブエージェントに渡すタスクは、次の条件を満たすものだけにする。
- 入力が明確
- 完了条件が明確
- 変更範囲または責務が明確
- 主担当の直後の作業をブロックしない
良い例:
- 「`app/admin` 配下でこの UI に関係する既存パターンを 3 点探して報告する」
- 「Laravel 側の既存 API とテスト配置を調査し、変更候補ファイルを列挙する」
- 「この 2 ファイルだけを担当して型エラーを直す」
悪い例:
- 「いい感じに全部進めて」
- 「必要そうなものを全部見て実装して」
- 「まず調べて、必要なら設計して、実装して、レビューして」
## Step 3: 役割を選ぶ
まず役割で考え、ツールごとの agent 名は後で割り当てる。
| 役割 | 使いどころ |
| --- | --- |
| planner | 要件整理、タスク分解、依存関係整理 |
| researcher | 既存コード調査、影響範囲調査、読み取り専用分析 |
| frontend-dev | UI / コンポーネント実装 |
| backend-dev | API / ドメイン / リポジトリ実装 |
| database | DB スキーマ、マイグレーション設計 |
| tester | テスト設計、テスト追加、検証観点整理 |
| debugger | 不具合原因調査、再現条件の切り分け |
| reviewer | セキュリティ、性能、品質レビュー |
| docs | ドキュメント整備 |
| ops | Docker / CI / インフラ運用作業 |
迷ったら:
- 調査は `researcher`
- 実装は該当ドメインの `*-dev`
- テストは `tester`
- 計画は `planner`
## Step 4: チーム規模を決める
必要最小人数で始める。人数を増やす基準