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# 蓄積した課題を手入れする
**変更をまたいで溜まった課題そのものを見直す。** 起票はその場で行い、その変更から出た
取りこぼしは振り返りが拾うが、**一覧の全体を現状に合わせる手順**はどちらも持たない。
2026-09-04 に open 43 件を 1 件ずつ実物と突き合わせたところ、**24 件(56%)の本文が現状と
食い違っていた**。食い違いの原因は 3 つの版をまたいだ変更に集約された。
**直さないと、すでに直っている課題を拾って作業する。** 前提の違う課題を、書かれたとおりに
直す。着手のマイルストーンが決まらないまま溜まる。
## いつ呼ぶか
**変更が終わった時点で呼ぶ。** 振り返りがあればその後、無ければ配布の後である。
**着手の直前は判断が歪む場所である。** 実装を担う側には締め切りがあり、そこで「この課題は
成り立たない」と気づいても、止める判断は自分の作業を遅らせる。判断を下す人が、その判断で
損をする立場にある。
## 用語
| 語 | この文書での意味 |
| --- | --- |
| ミッション | 1 度にマージする Pull Request の集合。配布が版を上げる単位 |
| マイルストーン | 着手の時期を表す単位。GitHub の milestone を指す |
| 手入れ | 既存の課題の本文・マイルストーン・ラベルを現状に合わせること。起票は親 issue に限って含む |
| 判定 | 課題ごとに決める 8 つの区分 |
| やらない | 課題そのものは成り立つが、抱える費用が直す費用を下回ると決めること |
| 再燃の条件 | 「やらない」で閉じた課題を、再び考える条件 |
| 現象レイヤー | 課題が実際に現れている場所。ファイル・クラス・層のいずれかで書く |
| 修正レイヤー | 原因を直すべき場所。その責務を持つべき場所までさかのぼる |
| ルートコーズ | 修正レイヤーが現象レイヤーと違う課題に付ける判定。現れている場所では直さない |
| クラスタ | 同じ修正レイヤーを指す課題の集まり |
| 親 issue | クラスタの修正レイヤーを直すために新しくつくる課題 |
| 子 issue | クラスタに属する既存の課題。親 issue をつくった後も閉じない |
**「手入れ」は起票を含まない**(新しい課題を作るのは `out-of-scope` の役目である)。
**例外は親 issue の起票 1 つだけである。** 親 issue は新しい発見ではなく、既存の課題から
導かれる。課題を見つけたその場の起票は発見の瞬間しか見ないため、クラスタを作れない。
## 扱う 4 つ
| # | 扱うこと | 決めること |
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| 1 | 誤りの訂正 | 本文が現状と食い違っている課題を、実物に合わせて直す |
| 2 | マイルストーンの設定 | どのマイルストーンで着手するかを決める。無ければ新しく作る |
| 3 | やらないの判断 | 成り立つ課題でも、費用に見合わないものを再燃の条件付きで閉じる |
| 4 | ルートコーズの判断 | 課題を、現れている場所ではなく根本原因の場所で直すと決める。直す場所と直し方を記録に残す |
2 の決め方は [references/milestones.md](references/milestones.md)、3 の必要条件は
[references/no-